ウィザードリィ・外伝II ウラワザ集
CURSE OF THE ANCIENT EMPEROR/古代皇帝の呪い

アイテム関連 / アイテムとお金の増殖 / キャラクター関連 / 経験値とレベルアップ / スーパーキャラクター / 能力値・HP上昇 / 性格・年齢操作 / 蘇生と脱出 / 戦闘関連 / 迷宮関連 / 豆知識


外伝II アイテム関連


   呪いを利用した重ね装備

まずレベルの低いビショップに最上級の装備をさせる。次に呪われアイテムを識別させてわざと呪われる。そして再装備すると、ACは最初の装備+呪われアイテムの分だけ下がっている。これは、鎧、盾、兜、小手、ミスクと各装備別に行うことができ、また、ビショップが装備できない呪われアイテムでもOK。(穴だらけ鎧、女帝の鱗等) しかし一度重ねた上に更に重ねても効果はない。(悪魔の胸当て→めんおうこう、と重ねても悪魔の胸当てのACしか加算されない)

   焼き物の指輪で完全回復

「やきもののゆびわ」を装備すると戦闘中にHPが3ポイントずつ減っていく。しかしHPが2以下の状態で次のターンになるとHPが全快してしまう。

   アイテムの付加効果は

アイテムに備わる、火・冷気のダメージ減少、状態異常への耐性は持っているだけでその効果を発揮する。なお、「せいなるよろい」と「こうていのかぶと」はクリティカルヒットを防ぐが、その効果は完全ではなく低レベルのうちは防ぎきれないことがある。また、「よみのほうぎょく」はエナジードレインを防ぐので、黄泉界では非常に重宝。後者2つは工夫により複数入手できるので、できれば全員に持たせよう。
一方、倍打効果は装備しないとその効果を発揮しない。また、呪文無効化(ブレス無効化も兼ねる)も装備が必要だが、各部位に装備した効果は累積するので、職業によっては高い無効化率を実現できる。
ヒーリング効果については、+効果は持っているだけで効果を発揮するが、−効果は装備して初めて効果を現す。

   不確定名を知るには

SPを使用した後に残るアイテムは、元のアイテムが不確定だったとしても、確定アイテムである。このアイテムの不確定名を知るには、迷宮で一度捨てて、ゴミ捨て場で拾い直せばよい。(そういうアイテムはベイキングブレードしかないが)


外伝II アイテムとお金の増殖


   イベントアイテムの増殖

イベントアイテムのうち、ふくろうのひとみ、すなのメダル、はかもりのかぎ、こうていのかぶと、げんぶのぞう、びゃっこのぞう、すざくのぞう、せいりゅうのちょうぞうは、入手してから捨てると再度イベントが発生して再び入手できる。これを8回繰り返した後、捨てたアイテムをゴミ捨て場(B9-E7N1)で拾えば、一度に9個のアイテムを持ち帰ることができる。
また、てんせいのしょも、迷宮で捨てて訓練場の誰も持っていない状態にすれば、商店に入る→出るだけで再び入手できるので、同様にゴミ捨て場で回収すればよい。
なお、よみのほうぎょくは、4つの像と引き替えになるが、そのつど没収される像は1セットだけなので、最初から数セットの像を持っていれば、そのセット数だけ入手できる。ただし宝玉を捨てるタイミングを誤ると黄泉界に落ちてしまい戻ってくるのが面倒になる。
一方、じょていのうろこは、入手条件がゴミ捨て場も含めてどこにもないことなので、この方法では増殖できない。また、くらましのケープは捨てる必要はなく謁見しないキャラに預けるだけでよいが、じょていのうろこと引き替えなので同様である。
なお、複数のこうていのかぶとを城に持ち帰った場合、没収されるのは1つだけ。また、複数のじょていのうろこを城に持ち帰った場合も、没収されるのは1つだけである。

   ケーブル転送によるキャラコピー

ゲームボーイとカートリッジを2組用意し、通信ケーブルでつなぐ。キャラを転送して、受信側に「うけとりますか」の表示が出たら、「はい」と答えると同時に送信側の電源を切る。受信側にキャラがいることを確認し、更に送信側を立ち上げて送信したはずのキャラが残っていれば成功。当然アイテムもお金もそのままコピーされている。
もし電源を切るタイミングに自信がなければ、次のプロセスでもコピーできる。同様にキャラを転送して、受信側に「うけとりますか」の表示が出たら、送信側の電源を切り、また立ち上げる。そして「キャラクターの転送」を選び、「キャラクタを転送する側の・・・」の画面を出す。ここで初めて受信側は「はい」と答えてキャラクターを受け取る。少々手間は増えるがこちらの方が確実である。

   ダミーキャラで金稼ぎ

新しく作ったキャラクターは最初から150ゴールドのお金を持っている。そこでダミーキャラを大量に作ってお金だけ奪ってすぐに消せばゲーム開始直後から大金持ちである。


外伝II キャラクター関連


   レベル0のキャラクター

戦闘の際に現在のレベル以上のエナジードレインを受けるとロストするが、この時にロクトフェイト(マロールは×)で城に戻ると、レベル0で「じょうたい:そうしつ」のまま寺院に収容される。このキャラは、下記のような特徴がある。
・寺院ではリストに出てこないため助けられない。
・寺院に他の誰かを預けているとリストに表示され引き取ることができる。
・商店に入ったり、宿に泊まろうとするとメッセージがバグる。
・ディやカドルトを使うと「いきています!」のメッセージの後で完全にロストする。
・このキャラを含むパーティで戦闘を終了、または全滅すると完全にロストする。
なお、このキャラを寺院から引き取って酒場に行き、付き添いのキャラを適当なアイテムのSPで死亡等の状態異常にして寺院に預けることにより、「じょうたい:そうしつ」キャラが単独行動できるようになる。このキャラだけで迷宮に入ってキャンプを解くと全滅→ロストしてしまうが、外伝Iのようにデータがメチャクチャになる事はないようだ。
ちなみにこのキャラは一部アイテムの状態治療SPで蘇生が可能。ただしレベルは0のままで、次のレベルへの経験値は職業に関わらず568,718,080と莫大な値が表示される。

   タダでHPを回復

悪魔の胸当てのSPは、絶対に壊れることなくHPを完全回復するというもの。ちなみに呪われているが、装備せずにSPを使えば問題はない。

   素手の忍者について

忍者は2レベル上がるごとにACが1下がる。

忍者の素手攻撃(防具もなにも装備しない状態)はレベル9からロングレンジになる。


外伝II 経験値とレベルアップ


   ボスと連続して戦う

ボスは倒したときに落とすアイテムを持っていなければ大抵また現れる。そこでアイテム欄をいっぱいにしてそれ以上アイテムを入手できない状態にすれば、連続してボスと戦うことができる。充分に強ければ効率よく経験値を稼げるだろう。なお、そのアイテムがゴミ捨て場に残っていてダメな場合は、回収して酒場で捨てるか、他のカセットに移しておけばよい。

サンドクラッドの場合。パーティメンバーの誰も「すなのメダル」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とすメダルをそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

ハルギスの場合。パーティメンバーの誰にも「」か「」か「」の称号が付いておらず、「こうていのかぶと」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とす兜をそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

オブシディアントータス、ルビーフェニックス、アイヴォリータイガー、サファイアドラゴンの場合。パーティメンバーの誰もそれぞれに対応する像を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とす像をそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

ウォーマスターの場合。パーティメンバーの誰も「よみのほうぎょく」を持っておらず、4つの像をすべて持っているのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除して再び像をはめ込むと出現する。ちなみに宝玉を入手できなければ像は没収されないので、像を再び取りに行く必要はない。逆に宝玉を入手してしまうと像は没収され、更にその場で捨てなければキャンプ解除と同時に黄泉界に落ちてしまう。

ディスペラント、マイルフィック、トライアス、デス、フライプリミアー、アークデーモンの場合。連続して戦うことは不可能。特に条件はないが倒してしまうとキャンプ→解除しても、冒険の再開をしてもダメ。黄泉界の最初からやり直さなければ出現しない。

スケイリーエンプレスの場合。パーティメンバーの誰にも「」か「」の称号が付いておらず、「じょていのうろこ」が訓練場も含めたすべてのキャラクターおよび、ゴミ捨て場にもないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。

   グレーターデーモンの養殖

B10Fと黄泉界に現れるグレーターデーモン。経験値は一匹4万強と高いが、仲間を呼びつつマダルトを唱えてくる難敵だ。しかしモンティノで呪文を封じてしまえば、呼び出される仲間も何故か呪文が封じられている。またモンティノが効きにくいようであれば、コルツを重ねがけするか、バコルツを唱えよう。マダルトさえ封じてしまえば、後は全滅させないよう適度に増やしながら倒していけばよい。更に麻痺と毒を防ぐために全員に聖なる鎧を持たせておくことをオススメする。

   自動戦闘

B1F(東2北1)の固定モンスター、マーフィーズゴースト。こいつはキャンプを解くことで何度でも復活するので、スーパーゲームボーイに接続して、連射速度調節機能付きジョイスティックを使い、ABボタンをA>B(要微調整)のように連射固定すれば、勝手に戦闘を繰り返してくれる。ちなみに昔と違って逃走が可能である。

   転職アイテムを使った後は

転職アイテムを使って転職するとレベルや経験値は元のままで変わらないが、下級職から上級職に転職した場合は、必要経験値の格差によって次のレベルに上げるのは非常に大変である。そこでマハマンを唱える(マハマンの書でも可)、あるいはドレインを受けてわざとレベルを下げると、経験値は現在のレベルから逆算されるので、結果、元の経験値より高くなっている。


外伝II スーパーキャラクター


   能力値255のパスワード

まず「キャラクタの転生」を選び、キャラ名を「78」「87」「96」「69」のどれかにする。次に以下の表で設定したパスワードを入力する。やり方は、カタカナの箇所はそのまま入力し、ABIJの部分は表でカタカナ変換した文字を入力する。
ABアノノノミノIJ
性格 職業 種族

AB/IJ
中立
AB/IJ

AB/IJ
戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
オコ/ホア
オサ/ホイ
オシ/ホウ
オス/ホエ
オセ/ホオ
オソ/ホカ
オタ/ホキ
カア/ホク
キコ/マア
キサ/マイ
キシ/マウ
キス/マエ
キセ/マオ
キソ/マカ
キタ/マキ
クア/マク
ケコ/ミア
ケサ/ミイ
ケシ/ミウ
ケス/ミエ
ケセ/ミオ
ケソ/ミカ
ケタ/ミキ
コア/ミク
中立 戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
カイ/ホケ
カウ/ホコ
カエ/ホサ
カオ/ホシ
カカ/ホス
カキ/ホセ
カク/ホソ
カケ/ホタ
クイ/マケ
クウ/マコ
クエ/マサ
クオ/マシ
クカ/マス
クキ/マセ
クク/マソ
クケ/マタ
コイ/ミケ
コウ/ミコ
コエ/ミサ
コオ/ミシ
コカ/ミス
コキ/ミセ
コク/ミソ
コケ/ミタ
戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
カコ/ホチ
カサ/ホツ
カシ/ホテ
カス/ホト
カセ/ホナ
カソ/ホニ
カタ/ホヌ
キア/ホネ
クコ/マチ
クサ/マツ
クシ/マテ
クス/マト
クセ/マナ
クソ/マニ
クタ/マヌ
ケア/マネ
ココ/ミチ
コサ/ミツ
コシ/ミテ
コス/ミト
コセ/ミナ
コソ/ミニ
コタ/ミヌ
サア/ミネ
例)中立の中立(種族)戦士:「クイアノノノミノマケ」

するとレベル1で素早さが27の他は、すべての特性値が255のキャラクターが生まれる。(ちなみに素早さも255だとオーバーフローを起こして常に敵に先手を取られる。)
なお、パスワードは、最初の2文字がチェックサム(ア〜タの16ビット)、後の8文字が実データ(ア〜ミの32ビット)となっており、2文字目と10文字目を1つずらすと職業が変わり、8つずらすと性格が変化する。また、1文字目を2つ、9文字目を1つずらすと種族が変化する。なお、2文字目と10文字目からの桁上がりはそれぞれ1文字目と9文字目に行うようにする。
ちなみに文字を更に前にずらせば種族を本来である人間・エルフ・ドワーフ・ノーム・ホビットで転生させることも可能だが、この場合は素早さ以外は3になってしまう。

   能力値オール27のパスワード

まず「キャラクタの転生」を選び、キャラ名を「オール27」か「おーる27」にする。次に以下の表で設定したパスワードを入力する。やり方は、カタカナの「ミ」はそのまま入力し、ABIJは表でカタカナ変換し、Hは種族がホビットのときは「ミ」、それ以外の種族なら「マ」にする。
ABミミミミミHIJ
性格 職業 種族
人間
AB/IJ
エルフ
AB/IJ
ドワーフ
AB/IJ
ノーム
AB/IJ
ホビット
AB/IJ
戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
エス/アイ
エセ/アコ
エソ/アツ
エタ/アハ
オア/イイ
オイ/イコ
オウ/イツ
オエ/イハ
カス/ケイ
カセ/ケコ
カソ/ケツ
カタ/ケハ
キア/コイ
キイ/ココ
キウ/コツ
キエ/コハ
クス/チイ
クセ/チコ
クソ/チツ
クタ/チハ
ケア/ツイ
ケイ/ツコ
ケウ/ツツ
ケエ/ツハ
コス/ノイ
コセ/ノコ
コソ/ノツ
コタ/ノハ
サア/ハイ
サイ/ハコ
サウ/ハツ
サエ/ハハ
シス/アイ
シセ/アコ
シソ/アツ
シタ/アハ
スア/イイ
スイ/イコ
スウ/イツ
スエ/イハ
中立 戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
オオ/ウイ
オカ/ウコ
オキ/ウツ
オク/ウハ
オケ/エイ
オコ/エコ
オサ/エツ
オシ/エハ
キオ/サイ
キカ/サコ
キキ/サツ
キク/サハ
キケ/シイ
キコ/シコ
キサ/シツ
キシ/シハ
ケオ/テイ
ケカ/テコ
ケキ/テツ
ケク/テハ
ケケ/トイ
ケコ/トコ
ケサ/トツ
ケシ/トハ
サオ/ヒイ
サカ/ヒコ
サキ/ヒツ
サク/ヒハ
サケ/フイ
サコ/フコ
ササ/フツ
サシ/フハ
スオ/ウイ
スカ/ウコ
スキ/ウツ
スク/ウハ
スケ/エイ
スコ/エコ
スサ/エツ
スシ/エハ
戦士
魔法使い
僧侶
盗賊
ビショップ

ロード
忍者
オス/オイ
オセ/オコ
オソ/オツ
オタ/オハ
カア/カイ
カイ/カコ
カウ/カツ
カエ/カハ
キス/スイ
キセ/スコ
キソ/スツ
キタ/スハ
クア/セイ
クイ/セコ
クウ/セツ
クエ/セハ
ケス/ナイ
ケセ/ナコ
ケソ/ナツ
ケタ/ナハ
コア/ニイ
コイ/ニコ
コウ/ニツ
コエ/ニハ
サス/ヘイ
サセ/ヘコ
サソ/ヘツ
サタ/ヘハ
シア/ホイ
シイ/ホコ
シウ/ホツ
シエ/ホハ
スス/オイ
スセ/オコ
スソ/オツ
スタ/オハ
セア/カイ
セイ/カコ
セウ/カツ
セエ/カハ
例)悪の人間忍者:「カエミミミミミマカハ」

するとレベル1で全ての能力値が27のキャラが誕生する。しかもこのキャラは育てると全能力値を41まで上げることができる。
ちなみに、名前を「おール27」のようにひらがなとカタカナを混ぜて入力すると、ステータス画面がおかしくなり、仲間と性格が合わずにパーティが組めなかったり、特性値が異様に高くなる場合がある。

   呪文の使用回数がALL9

マハマンの「魔力を回復する」は全員の呪文使用回数をALL9にする。マハマンを唱えた後、ロクトフェイトで逃げれば経験値が減ることもない。


外伝II 能力値・HP上昇


   レベルアップをやり直す

宿屋でレベルアップした後、宿屋から出ずにリセットすると、そのキャラはレベルアップ前の状態に戻っている。これを利用すれば、納得いくまで能力変化をやり直すことができる。しかしレベルアップ後に宿屋から出てしまうと、リセットしても戻らないので注意すること。

   マハマンかエナジードレインを利用する

マハマンを唱えるかドレインを受けた後に、戦闘が終了しないうちにロクトフェイトを唱える。するとレベルは下がっているが経験値は元のまま。宿屋に泊まればレベルアップした分、能力値とHPが上がる。なお、ロクトフェイトでなくマロールを使うと、経験値が減ってしまうので注意。


外伝II 性格・年齢操作


   血の色をした泉

B8F(東13北6)の「血の色をした泉」の効果は「何も起こらない」「死亡」「死亡から復活」「1歳若返る」「1歳老化」がランダムに起こるというもの。ここで運良く若返る効果が続くと16歳まで若返ることができる。なお逆に老化する上限は実質的に994歳まで。ここから1259歳までは浸かっても一方的に若返るばかりである。ただし1260歳で浸かると老化する事があり、その場合は0歳になる。
なお、この泉に浸かってどのような結果が出てもその時点ではセーブされず、その後キャンプを解くか、戦闘終了した時点でセーブされる。つまり狙った効果でなければその場でリセットしてしまえばよい。またマニアモードの場合も、好みの結果が出たら城に帰ってセーブ、それ以外ならリセットすればよい。

   宿屋のキャンセル

十分なお金を持って宿屋に泊まった場合、途中でAボタンを押すとHPが完全に回復するまで泊まったことになり、それに伴ったお金が引かれ、年齢が追加される。一方、途中でBボタンを押すとそこで宿泊は止まり、それ以上お金が引かれたり年齢が上がることはない。
なお、1260歳に達するキャラが宿泊中にAボタンを押すと、年齢がループした上に相応の年齢が加算される。一方、宿泊が止まるまで何も押さないか、もしくはBボタンで止めた場合は、HPが回復するだけで年齢は変わらない。

   アイテムによる年齢変化

「若返りの石」のSPを使うと1歳若返るが、その効果は18歳まで。
また「めんおうこう」のSPは10歳老化するというものだが、こちらは150歳が上限である。これ以上の年齢のキャラに更に使うと、逆に150歳に若返ってしまう。

   年齢ループ

年齢の上限は1260歳。ここで一度死なせて生き返らすと0歳になる。0歳ではレベルアップで特性値が下がることは皆無。

   宿屋の法則

HPフルで簡易寝台以上に泊まれば一切年を取らない。ただし馬小屋ではたとえHPフルでも、1/7の確率で1週間年を取る。


外伝II 蘇生と脱出


   100%蘇生術

キャラが死んでしまった、または灰化しても、命の石や聖なる鎧のSPを解放すればHP全快で復活する。余談だが外伝IIはロストすると「そうしつ」と表示され、その場で消えるため、「ロスト」という状態は存在しない。
また死亡している状態に限り、B8F(東13北6)「血の色をした泉」で生き返らせることができる。

   リセット技

戦闘中にリセットすると、その戦闘で起きた出来事はすべてキャンセルされる。つまり死もドレインも怖くないワケ。またキャンプ中にリセットするとキャンプ前の状態に戻ることができる。更に宿でレベルアップの成長結果が思わしくないときも、リセットでやり直すことができる。なお、マニアモードでは、城を出た時点に戻される。

   一方通行の扉を通ってしまったら

一方通行の扉を通ってしまった場合、その場で一歩も歩かずにぐるぐる回っていると敵が出現するので、その敵から逃げれば通る前のブロックに戻ることができる。なお、B3Fの「シャッター!」には無効である。


外伝II 戦闘関連


   ヒーリングバグ

モンスターに備わるヒーリング能力は、HP回復ではなくレベルアップとして機能している。例えばサンドクラッドはレベル10だが、ヒーリング+30が設定されているため毎ターン30レベルずつ上がっていく。更にこの効果は戦闘開始時から適用されているようで、サンドクラッドなら最初からレベル40相当となる。モンスターのレベルはこちらに攻撃がヒットする確率や即死呪文への耐性などに関わっており、戦闘が長引けば長引くほど危険。なお、毒の効果(ターン毎に減るHPの値)は前ターン終了時のHPの10%となっており、モンスターレベルとは関係がない。

   マウジウツの有効具合

このシナリオではモンスターの僧呪文無効化率(状態変化呪文に対応)が機能していないため、マウジウツが非常に強力な呪文となっている。こちらのレベルが高ければラスボスであっても即死させることが可能。具体的にはモンスターレベル+ヒーリングバグによるレベル加算よりも術者のレベルが高ければ大抵は効く。
注意点としてヒーリングバグは戦闘開始時から適用されているようで、例えばサンドクラッドはレベル10だが戦闘開始時すでに+30加算されるため、魔法使いがレベル40程度になっていないと効果がない。また敵が気付かない場合、1ターン呪文が使えない間に敵のレベルが上がってしまい、効かなくなる事も起こりえる。

   アンデッドモンスターをディスペルできなくなる

カティノ、ラニフォ、ロクド、バスカイアー、マウジウツなどで状態変化を起こした不死系モンスターには、ディスペルを試みても失敗してしまう。またモーリスで驚かせた場合もそのターンではディスペルすることができない。ちなみにモンティノで黙らせた場合は問題なくディスペルできるため、この現象は行動不能状態でのみ起こるようだ。なお、1グループ内で行動不能なモンスターとそうでないモンスターが混在する場合、行動可能なモンスターにはしっかりディスペルは通用する。

   混乱を無効化

カンティオスによって混乱してしまったキャラでも、コマンド選択を何度もやり直すことにより、「呪文」や「呪いを解く」コマンドが表示され、問題なく実行できてしまう。

   モンスターの確定アニメーションをみる

敵モンスターの正体を見破るラツマピック。普通にかけると不確定の敵が確定した敵に変化するのが見られるが、確定敵にはもちろん変化なし。ところがあらかじめラツマピックをかけておき、戦闘に入ってからまた唱えると、確定敵でも不確定→確定アニメーションを見ることができる。ちなみにこのワザは戦闘1回につき1度だけできる。


外伝II 迷宮関連


   地上1階に行ける

地上への強制ワープポイント(B2F東9北8など)やロクトフェイトでワープするときに、城の画面に切り替わる前に電源を切る。(タイミングはかなりシビア) そして冒険を再開。うまくいっていればB1Fの更に上、「かい」の東0北0にいるはずだ。ただしその場でキャンプを解くとハングアップしてしまうので、適当な座標にマロールで移動しよう。(何故かマップはほぼ埋まっている。)

また別の方法もある。キャラクターを20人目一杯に登録し、一番最後のキャラクター(ダミーキャラが望ましい)を先頭にしたパーティを組み、迷宮内に待機させる。そして訓練場でキャラクターの転生を行う。すると転生したキャラクターは訓練場の一番最後にいるキャラクターに上書きされる。このキャラクターで冒険を再開すると、パーティは「かい」にいるという訳だ。

この階では、最終ボスを含む全モンスターが単独グループで現れ、更には「モーロック」などの召喚モンスターや、名前や能力がバグっているモンスターまで登場する。なお、これらのバグモンスターを倒すと、「ノ」というアイテムや、名前がバグっているアイテムが貰えることがある。

ところで歩いていると不意に画面が止まることがあるが、それはデータ化けを起こした敵が現れたために処理が滞っているものと思われる。どのみちこうなると電源を切るしかないが、切るのは画面が真白になってキーが何も反応しないのを確かめてからにすること。焦って早く切ると、再開したときにメンバーの幾人かが消えていることがあるので要注意だ。またバグアイテムの入手が原因で、以後そのキャラのアイテム欄を開くと画面が止まってしまうこともある。とにかくこれらの事態に備えて、通信ケーブルとロム2組でキャラクターをバックアップしておくのが望ましい。

なお、ここから出るには、城へのワープポイントも存在するが、ロクトフェイトやマロールでも戻ることができる。

   ゴミ捨て場について

B9-E7N1にあるゴミ捨て場では迷宮内で捨てたアイテムを再度拾うことができる。ストックされるアイテムは最近捨てたアイテムから遡って8個までで、過去に捨てたアイテム→最近捨てたアイテムの順に1つづつ拾える。拾うキャラはそのつどランダムに決定され、そのキャラの持ち物がいっぱいの場合は拾えない。なお、拾ったアイテムは一律不確定状態になっている。ちなみに酒場で捨てたアイテムはストックされない。


外伝II 豆知識


   モンスターグラフィック&サウンドテスト

訓練場で名前を「 −WIZ− 」と入力する。

   マニアモードについて

マニアモードではキャンプ等による迷宮内セーブが無効であり、セレクトボタンからの冒険の中断もできない。例えリセットもしくは電源を切ったとしても、城を出てからの行動は一切なかったことになり、城への階段からやり直しになる。ただし一応迷宮には入っているので、善悪混成パーティを組む事は可能である。一方、城での各行動はノーマルモードと同様、そのつどセーブされる。
冒険の中断が不可という事は、それを駆使して玄室の敵を復活させる事もできない。しかしマロールで同座標にテレポートすれば復活させることができる。これは黄泉界も同様で、「元の位置に飛ばされた」と出ても敵は復活している。ただし六魔王は固定モンスターかつ徘徊遭遇の扱いであり、復活はしない。六魔王を復活させるには、スケイリーエンプレスの部屋の奥にある階段からB1に上がって再び戻ってくるしかない。
なお、マニアモードでクリアすると「くらましのケープ」が貰える。これは戦闘中に使うとどんな敵からも100%逃走できる面白いアイテムだ。また、キャラクターにつく称号もノーマルモードとは異なるものが授けられる。

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