ウィザードリィ ディンギル ウラワザ集
DIMGUIL/ディンギル

アイテム関連 / アイテムとお金の増殖 / キャラクター関連 / 経験値とレベルアップ / スーパーキャラクター / 能力値・HP上昇 / 性格・年齢操作 / 蘇生と脱出 / NPC関連 / 戦闘関連 / 迷宮関連 / カードバトル関連 / 豆知識


ディンギル アイテム関連


   巫女の腕輪を城に持ち込む

[初回版, 修正版]
巫女の腕輪を持ち帰るといきなり謁見が始まるが、エンディングが始まるまでにソフトウェアリセットすれば、腕輪は没収されず称号も付かずに冒険者は酒場に居る。ちなみに腕輪を持ったまま酒場から出ると即謁見となってしまうため、再び迷宮に持ち込むことは不可能。ただしボルタックには酒場から直接R2ボタンで移動することにより持ち込みが可能である。これの応用で、例えば巫女用冒険者に称号を付けたくない場合、迷宮内で渡してSP開放→ソフトウェアリセットで没収を回避→解呪、という事もできる。

   左手の武器の効果が右手でも

[初回版, 修正版]
ディンギルでは両手にそれぞれ違う武器を装備できるが、片方に備わる特殊効果はもう片方の武器にも作用する。例えば、メインに竜殺しの剣を、サブに宝石の金鎚を装備した場合、竜殺しの剣なのに毒や石化が発動したり、逆に宝石の金鎚なのに竜系に倍打が発動するといった具合である。

   「+あ」の武器

[初回版]
ディンギルの武器には「+%」などの記号が付いており(ボルタックに見せると判明)、これらが付いた武器は更なる攻撃回数の増加が期待できる。
%=1, &=2, #=3, ?=4, !=5 ちなみに−の武器も存在する。
通常は1〜5の範囲だが、バグを利用して意図的に+100回を超える武器を作成できる。

必要なのは、SPを解放すると消滅するアイテム(アンクなど)、薬or巻物、強化したい武器。この順番でキャラに持たせて消滅アイテムのSPを解放すると、薬or巻物の使用回数が、強化したい武器の記号に伝染する。
通常、薬or巻物の使用回数は9回までだが(アイテムの整理)、この技を使った後の薬or巻物の使用回数は256回に増えている(表示無し)。この薬を使って同じプロセスを踏めば更なる攻撃回数を誇る武器が作れるだろう。ただし128回以上の攻撃回数は「−」と判定されるので返って弱くなってしまう。ここはキャラ自体の攻撃回数も考慮に入れ、117回に押さえるのがベストだろう。(傷薬を使う場合は売値が1170G)

この現象はアイテムに仕組まれたサブパラメータ(武器の記号、薬or巻物の使用回数、太陽の石版にはまった石の数)が、SPでアイテムの並びが変わったときに、サブパラメータの並びまでは変わらない事に起因する。普通のアイテムはこのサブパラメータに何も設定されていない(0)ので、例えば太陽の石版の上でSP消滅アイテムを使うと、太陽の石版にはまっていた石がすべて消えてしまう。
太陽の石版のサブパラメータは以下の通り。
太陽の石版(0)+青(4)+白(20)+緑(52)+黄(116)+黒(117)+赤(119)+銀(247)+金(255)

なお、「+あ」に限らず、記号付きの武器はボルタックに売ってしまうと買い戻しても効果は消えている。
※修正版では不可能。また初回版で作った「+あ」を持ち込んでもその超絶的な攻撃力は発揮されない。

   無料で解呪

[初回版, 修正版]
ビショップが識別に失敗して、呪われたアイテムを装備してしまったとき、「アイテムの整理」(酒場・商店・街外れの何処でもOK)をすると無料で解呪できる。条件としては、その呪われアイテムよりも上の位置に他のアイテム(同じ装備部位)を装備してあれば確実だ。

   街外れ鑑定法

[初回版, 修正版]
ディンギルではビショップの識別率が低くて、迷宮では簡単に恐怖状態になってしまう。しかし街外れの「冒険の準備をする」で識別すると恐怖状態にならないので、低レベルのビショップでも何度も試して確実に識別することができる。

   スカウトキャラに鑑定依頼

[初回版, 修正版]
酒場でスカウトできるレベル12のサイオニック「MAKAROPH」は、最初から「カルドゥ」を覚えている。序盤から高価なアイテムが出やすいディンギルでは、鑑定係として重宝するだろう。

   アイテムの付加効果は

[初回版, 修正版]
アイテムに付く特殊攻撃への抵抗は装備しないと効果が現れない。つまり「手裏剣」や「魔法の魔除け」をただ持っているだけではドレイン抵抗の効果は働かない。また楽器「沈黙のハープ」や巻物「命の書物」「死の書物」は装備できるキャラがいないため、その効果を発揮する機会がない。ちなみに抵抗アイテムにはそれぞれに抵抗率が設定されており、複数装備することでその効果は累積する。例えばドレイン抵抗のアイテムを複数装備して100%以上にすれば、まったくドレインを受けなくなる。
ちなみに倍打効果も装備しなければその効果を発揮しない。また+ヒーリングは持っているだけで効果を発揮するが、−ヒーリングは装備して初めて効果を現す。

   転生の書について

[初回版, 修正版]
ボルタックで「売り切れ」の表示がなくなると貰える「転生の書」。例え捨ててしまっても、「売り切れ」がなければ何か適当なアイテムを売ることで再び貰うことができる。


ディンギル アイテムとお金の増殖


   薬/巻物増殖

[初回版, 修正版]
まず識別された薬/巻物を用意して、宝箱などから不確定名の薬/巻物を手に入れたら用意した物と同じ物であることを確認する(戦闘中に「使う」コマンドで見てキャンセル、これなら個数も減らない)。同じだったら鑑定しないまま城に戻る。戻ったらボルタックなどでステータス画面を開いて「アイテムのせいり」を選択すると不確定名のアイテムの数だけ識別されたアイテムの個数が増える。不確定名のアイテムは消えないので何度も試すことができる。
この時の注意として不確定名のアイテムを識別されたアイテムの下に必ず置いておかないと「せいり」コマンドを使っても数は増えない。
また、やりすぎると所持アイテムの一番下のアイテムが消えるので、ダミーキャラを作って行うのが安全だ。

   セット購入でアイテム増殖

[初回版]
上級セットアイテムに限っては、セット購入しても本来のバラ売りの在庫は減らない。つまり一度上級セットを揃えてしまえば、それに含まれるアイテムは在庫を気にせず幾らでも購入できるのだ。
また、フェアリー用のセットは他種族用のセットの有無に依存しているようで、例えば「天使の小杖」をまだ手に入れてなくても、他種族用の上級セットが揃っていれば、「天使の小杖」をセット購入できてしまう。更に職業によっては中級セットまでも幾らでも購入することができる。(忍者は○。戦士は×)ただし逆にフェアリー用のセット一式を売っても、セットとして並ぶことはない。
※修正版ではしっかり在庫が減る。

   巫女の腕輪の増殖

[初回版, 修正版]
クリアアイテムの「巫女の腕輪」を受け取ると、神殿の祭壇に強制転送される。そのまま祭壇を調べても何も起こらないが、予め待機していた別パーティに腕輪を渡してから祭壇を調べるとゴーレムルートを進むことができる(太陽の石版を複数入手しておくと良い)。これを繰り返すことで「巫女の腕輪」を複数入手できる。
なお、腕輪を城に持ち込むと強制的に謁見→エンディングとなり腕輪は没収されてしまうが、1度に複数の腕輪を持ち込んだ場合は1つしか没収されない。

   黄金装備の増殖

[初回版, 修正版]
エリアAで棺に横たわるゾンビを倒すとイベントアイテムの黄金装備が手に入る。これらは第一級の装備品と比べるとAC的に見劣りするが、秘められた特殊効果はなかなか使える物ばかりである。
これらを複数入手するには、欲しい装備を入手したら一度城に戻って酒場の誰かに預けておく。そして再び赴くとそのアイテムを装備したゾンビが再び現れるので、これを繰り返せば欲しいだけ手に入れることができる。
ただし、エリアDで擬態モードを解除すると、何も装備していないハイゾンビしか現れなくなるので、永久に入手できなくなってしまう。

   イベントアイテムで大金入手

[初回版]
神殿4Fで手に入る「翡翠の仮面」を装備して呪われる。そしてパーティの所持金を499G以下にしてボルタックで解呪してもらう。すると「お金が足りません このキャラクタにお金を集めますか?」と聞かれるので「はい」と答える。すると2147483647G(1人で持てる最高額)が手に入る。
余談だが「悪魔の石像(24999G以下)」、「巫女の腕輪(49999G以下)」、「魔法の魔除け(499999G以下)」でも可能だ。
※修正版では不可能。

   埋もれた金塊

[初回版]
迷宮内を適当に調べていると「あたりには何者かに荒らされた様な形跡がある。探しますか?」というメッセージが出て、はいと答えると「埋もれた金塊」=幾らかのゴールドが手に入る。その場を動かずに(キャンプも不可)もう一度探せばまた見つけることができる。よく見つかるのは神殿2Fの緑色の壺がある場所。
ちなみに一度に入手できる金額は768〜6630Gの範囲を確認している。また、一人36000G以上持っていると次のキャラへの入手となり、全員が36000G以上持っているとそれ以上入手することはできない。
※修正版では1度しか入手できない。

   ダミーキャラで金稼ぎ

[初回版, 修正版]
新しく作ったキャラクターは最初から100ゴールドのお金を持っている。そこでダミーキャラを大量に作ってお金だけ奪ってすぐに消せばゲーム開始直後から大金持ちである。また、最初から持っている装備もボルタックで換金可能だ。


ディンギル キャラクター関連


   種族に備わる抵抗について

[初回版, 修正版]
説明書には種族ごとの抵抗効果がプラス能力として記載されている。しかしこれらのプラス能力による恩恵は実際には微々たるもので実感できるほどのものではない。

   謁見でMP回復

[初回版, 修正版]
称号が付いたキャラで王様に謁見し、「精進は重ねておるようだな」というメッセージを聞くと、パーティ全員のMPが回復する。

   ACを常時129下げる

[初回版, 修正版]
マハマンの「防御力を上げる」を繰り返すと、通常時のAC−127の値まで下げることができる。そしてマハマンの「吸い取られたレベルの回復」を唱えた後に戦闘を終了する(こうしないとレベルが大量に下がる。唱えたキャラのみ1レベル失うが、ゲーム後半なら簡単に取り戻せるはずだ)。その後ステータスを見ると−99になっているが、戦闘になれば再び限界まで下げられた値に戻る。更にマポーフィックを併用すれば通常AC−129まで下げることが可能だ。ただし冒険を中断すると、この効果はなくなってしまう。

   善悪の規制が緩和

[初回版, 修正版]
例えば善のキャラでパーティを編成して迷宮内で悪のキャラを加える。そして城に戻ると、善悪混成のはずなのに、善のキャラをそのまま仲間に加えることができる。また善と悪が逆でも同様の現象が起こる。
これは最初にパーティを組んだときに善組、悪組といったパーティの属性が決まり、例え属性に反するキャラが入っても、依然として同じ属性か中立のキャラは出入り自由のようである。また中立のみでパーティを編成した場合は、迷宮で例えば悪のキャラを加えても、酒場で善のキャラを仲間に加えることができる。

   呪文の使用回数を節約

[初回版, 修正版]
初期のころは少しでも魔法の使用回数を節約したいもの。そこでまずメインパーティで迷宮に入り、リトフェイトやマポーフィックなどの永続の魔法を使う。そのあといったん中断し、酒場から新しいキャラをつれて来て迷宮に入り、さきほど魔法を使ったキャラを仲間に加える。そして彼等を宿に泊まらせて再び迷宮に戻り、今度はメインパーティで再開して宿に泊まらせたキャラを再び仲間にすると、唱えた魔法効果が持続しており、更に魔法使用回数がフルのままスタートできるという訳だ。
これは、永続魔法の効果が個人ではなく、パーティ単位で記録されているのを利用したものである。

   過去の称号について

[初回版, 修正版]
ディンギルでは外伝IIIと外伝IVからパスワードで転生したキャラを使うことができる。その際、外伝Iと外伝IIの称号は受け継がれず、外伝IIIの「」と「」、また外伝IVの「」「」「」が受け継がれる。同じシナリオの称号は重複することはなく、これらはディンギルで貰える称号とは別にずっと残る。余談だが、ディンギルで貰える称号は1つだけである。

   転生キャラの基礎知識

[初回版, 修正版]
パスワードによって転生したキャラは、最初からレベル5相当の経験値と、500Gの所持金、3つの初期装備品を持ち、年齢は一律15歳、性格はそのままで、性別は選択が可能である。(バルキリーは除く)そしてHPは定められた範囲内でランダムに決定される。
なお能力値は転生元のシナリオによって異なる変化を示す。外伝IIIからの場合は、14以上の値は一律14に落ち、それより少ない値はそのまま。ただし運の強さだけは、元がどんな値でも一律14になる。外伝IVからの場合は、15以上の値は一律15に落ち、それより少ない値はそのままである。

   男女の能力差

[初回版, 修正版]
男女の能力差は最後までそのキャラにつきまとうので、最初の選択は慎重にしたい。ちなみにディンギルではHPの低いキャラが集中的に狙われる傾向があり、最大HPの延びの良い女性はその点で有利である。

   素手の忍者とモンクについて

[初回版, 修正版]
忍者とモンクは2レベル上がるごとに1AC下がるが、それはアイテムを全く装備していない場合。何かアイテムを装備していると3レベルごとに1AC下がる計算になる。低ACを取るかアイテムの付加効果を取るか悩むところだが、いくらACを下げても当たるときは当たるので、それよりはアイテムに備わる防御能力や抵抗能力の方が頼りになる。
ちなみに通常の最低ACは−99だが、戦闘では呪文等によって更にACを下げることができる。

なお、忍者とモンクの素手攻撃(両手さえ空いていれば、防具は装備していても良い)はレベル9からロングレンジになる。


ディンギル 経験値とレベルアップ


   ドラゴンの洞窟で増殖

[初回版, 修正版]
ディンギルではマハマンの「吸い取られたレベルを回復する」を選ぶと、それより前に唱えた全員分のマハマンによるレベル損失を帳消しにできる。つまり誰か1人をリスク用キャラ=最後の唱え役とすることで、他のキャラはマハマンを唱え放題という訳だ。これによりドラゴンの洞窟の強敵に仲間を呼ばせる増殖稼ぎが可能となる。ただしそれでもRip数がかなり増加するので気にする人にはお勧めできない。
1. まずは「呪文の効果を上げる」を選択する
2. 「防御力を上げる」で最大実有効値のAC-129までにする
3. その間「魔力を回復する」でMPを回復させておく
4. 直接攻撃かノーフィス&バディで1グループ5体以上にならないように常に数を調整する
5. 全滅の危険性が高い前衛2人が死亡したらマハマンで「健康と復活」を選択
6. 戦闘終了寸前にリスク用キャラが「吸い取られたレベルを回復する」を選択する
以上により一人がリスクを負うだけで30分で100万単位のEXPを稼ぎ出せる。1体約30万のティラノサウルス2グループによる増殖も可能。ちなみに最も実用的な相手はティラノサウルスでそれ以外はEXP効率が悪い。ただしワイバーンとチャミアフォロムだけはRipを増加させたくない場合に有効だ。
※実行には不測の事態に備えて全員がマハマンを唱えられる事が条件。最低でも後衛3人は全員唱えられないと、いざという時あっという間に全滅する。
※敵の直接攻撃力が高いので前衛のHPが4桁でない内は実行しない方が無難。
※前衛3人目までやられてからでは後衛が前列にせり上がってしまい、あっという間に全滅してしまう。後衛3人がマハマン唱えたとしても、確実に「健康と復活」をできる訳ではないので早めに唱える。
※全員に必ず「奇跡のアンク」を装備させる。なお「竜の牙」は直接攻撃を受けにくくなるだけで首は防げないので無意味。
※バカディはまれに1グループ全滅させてしまう恐れもあるので、9匹になってしまいそれ以上増殖しない等の様な緊急事態以外は控えた方が良い。

   グレーターデーモンの養殖

[修正版]
主にエリアEに現れるグレーターデーモン。経験値は一匹26250と高いが、仲間を呼びつつラダルトを唱えてくる難敵だ。しかしモンティノかマハマンで呪文を封じてしまえば、呼び出される仲間も何故か呪文が封じられている。後は全滅させないよう適度に増やしながら倒していけばよい。
※初回版では呪文を封じても、しばらくするとまた唱えてくる。

   自動戦闘

[初回版, 修正版]
神殿内部1F-E6N6にある石像を調べるとマーフィーズゴーストが現れる。ここで連射機能付きのジョイスティックを用意し、△ボタンと○ボタンを連射固定にすれば、勝手に戦闘を繰り返してくれる。ちなみに戦闘になったら最後、逃げることはできない。
また実力が十分であれば地下神殿B3-E19N12のシャドーゴーレムで稼いでもいい。方法はマーフィーズゴーストと同じだが、即死攻撃があるので相手の攻撃がくる前に撃破可能な戦力が必要。成功させる為にはトロール指輪を装備してでも良いので、1ターン以内に安定して3280ダメージ以上与えられるだけの直接攻撃力が必須。

   転職アイテムを使った後は

[初回版, 修正版]
アイテムのスペシャルパワーによる転職は、通常の転職と違いレベルや経験値は元のままで変わらないが、そのため下級職から上級職に転職した場合、必要経験値の格差により次のレベルに上げるのに莫大な経験値が必要となる。そこでマハマンを唱えるか、ドレインを受けてわざとレベルを下げることにより、経験値が現在のレベルから逆算され、結果、元の経験値より高くすることができる。マハマンが使えないキャラは「猿の手」を使ってもよい。


ディンギル スーパーキャラクター


   忍者以外に手裏剣を装備させる

[初回版]
このシナリオでは転職しても呪アイテムは装備から外れない。これを利用すると忍者でなくとも手裏剣を装備することができる。やり方は、まず悪以外の忍者に手裏剣を装備してわざと呪われる。そして好みの職業に転職して性格を悪に変える。悪になっても手裏剣は呪われたままだが、その攻撃力は健在である。ちなみに善/中立ではダメージが半減してしまう。

またこれの延長技として、主/補助武器の他に第3の武器(以下オプション武器)を装備することもできる。やり方は同じ手順で、手裏剣(主)→オプション武器→手裏剣(補)、もしくは、オプション武器→手裏剣(主)→手裏剣(補)、といった並びにして、まずは手裏剣2つを呪装備する。その後装備コマンドを選ぶとなぜかもう一度主武器を選ぶことができるので、オプション武器(前者の場合は空白欄)を装備する。(この作業は転職後でも可能)
これで実際に戦ってみると、主武器に関しては1番目の武器で攻撃したと出るが、そのダメージは2番目の武器に置き換わっている。そのため、手裏剣より強い武器を装備できる職業では前者の並びに。手裏剣より弱い武器しか装備できない職業では後者の並びにするとよい。また更なるメリットとしてオプション武器の特殊効果(倍打やクリティカルなど)が加わる点も見逃せない。

実際の例として、対ダイアモンドナイト戦で最大ダメージが期待できる組み合せを紹介しよう。(侍/忍者/フェアリー以外)
1.善か中立の忍者を作り、アイテム欄を上から、悪のサーベル→手裏剣→手裏剣と並べる。
2.2つの手裏剣を主武器、補助武器に呪装備。
3.悪のサーベルが装備できる職業に転職。
4.悪のサーベルを呪装備。
5.好みの職業に転職。
6.性格を悪に変える。
要は手裏剣のダメージに悪のサーベルのロード倍打を付加する訳である。(フェアリーは悪のサーベルを装備できないので除外。)更には、目的の職業になる前にビショップに転職、死神の大鎌を鑑定ミスにより何本か呪装備して、首切り抵抗とドレイン抵抗を重ねるのもいいだろう。ちなみに侍は村正と剣聖の鎧があるので、手裏剣は補助武器としてのみ装備する方がいい。また忍者は三光剣を補助武器にした方がダメージが少々高まる。

補足
・補助武器には手裏剣を装備しているので、オプション武器に両手武器は装備不可。
・主武器に、手裏剣の代わりに吸血の鞭など主武器専用アイテムを呪装備させると、オプション武器は装備できない。
・手裏剣(主)→手裏剣(補)→オプション武器、と並べて、後からオプション武器を主武器に装備すると、補助武器の手裏剣が外れてしまう。
・3つ武器を装備した状態でアイテム整頓をすると、せっかくのオプション武器が消えてしまうので注意。(無料解呪技と同じ原理)

余談だが、ディンギルでは盗賊の短刀も性格を選ぶようになっている。そこで盗賊の短刀を善か中立の盗賊に呪装備し、そのキャラの種族適正の一番良い職業に転職させ(素早さのドーピングができる職業ならなお良い)レベルを上げまくった後にSPで忍者に転職させると効率が良い。
※修正版では忍者以外に手裏剣を装備させることはできる。しかし第3の武器を装備させることはできない。

   顔付きキャラを作る

[初回版]
酒場でスカウトしたキャラを名簿の最後に置き、新たにキャラを転生させる。すると転生キャラの職業マークの部分に、スカウトキャラの顔が伝染してしまう。更にこの転生キャラを最後にして転生した場合も伝染するので、連続して転生するとみんな同じ顔になってしまう。これを防ぐには顔付きキャラを最後尾に置かないことだ。ちなみにこの顔は転職してもずっと残る。
ただし注意点も。もしも最後尾の顔付きキャラが冒険中の場合、転生キャラにも冒険中の状態「Out」が伝染してしまい、しかも事実上行方不明となってしまう。(酒場にもおらずカンディで示された場所でも発見できない。)
※修正版では不可能。

   能力値の最大値

[初回版, 修正版]
ディンギルでは以下に挙げるアイテムのSPを使うことで、能力値をレベルアップによる上限値+2まで高めることができる。ただしSPの発動条件がこれまでとは若干異なっており、そのアイテムをきちんと装備した状態でないとSPを使うことができない(以前は種族によって装備できないアイテムでもSPは使えた)。この事により、魔法使い・錬金術師・サイオニック・モンク・忍者・そして全てのフェアリーは、素早さを上げることができず、レベルアップによる上限が事実上の最大値となる。なお、SPで上げた能力値はレベルアップで下がることがあるので、そのときはソフトリセットしてレベルアップをやり直すことで対処しよう。余談だが、イハロンによる上限値は男女のボーナスを除いた種族の基本値+10である。
力のアンク、村正、力のメイス、うろこの盾、蟷螂の小手、銀の戦鎚(運-1)
知恵 知恵のアンク、精神の水晶
信仰心 祈りのアンク、聖なる盾、炎の鞭(灰化)
生命力 生命のアンク、魔術師の弓、三光剣(年齢-1)、黄金の斧(年齢+1)、鮮血のメイス(最大HP1〜5減少)
素速さ 蟷螂のブーツ、森の精の弓、村正、聖なる小手、ロビンソード(力-1)
運の強さ 兎の足、夢のオーブ、八幡太郎の弓、村正、聖なる小手

   呪文の使用回数がALL9

[初回版, 修正版]
魔道師の杖・魔封じの盾・魔力の兜・聖なる冠のSPは呪文の使用回数を全て9回にするというもの。特に魔力の兜はフェアリー以外の全てのキャラが使うことができ、しかもこのアイテムはセット購入を利用した裏技で増やすことができる。(修正版では不可能。)
なお、マハマンの「魔力を回復する」でもALL9にできるが、ディンギルではマハマン詠唱後にマロールで逃げてもしっかり経験値が減るため実用的ではない。


ディンギル 能力値・HP上昇


   酒場のキャラでイハロン

[初回版, 修正版]
サイオニック呪文のイハロンは任意のキャラの特性値を上げられる便利な呪文。しかし1度唱えると忘れてしまうため何度も連続して唱えることはできない。
ところで酒場に最初からいる「MAKAROPH」というサイオニックはレベル12ながらも7レベル呪文を1つ習得している。このキャラのレベルを上げるには18万以上の経験値が必要だが、転職させてしまえば微々たる経験値でレベルアップ、すなわちイハロンをより簡単に覚えさせることができる。
実際、マーフィーズゴーストで2万6千もの経験値を稼げばレベル8になり、イハロンを7回も唱えることができる。これ以上は必要経験値が大幅に増えるため、更に唱えたければ再度転職させればよい。
なお、イハロンはレベルアップで確実に覚えるとは限らないので、宿泊前には必ずセーブしておくこと。

   レベルアップをやり直す

[初回版, 修正版]
宿屋でレベルアップした後、宿屋から出ずにリセットすると、そのキャラはレベルアップ前の状態に戻っている。これを利用すれば、納得いくまで能力変化をやり直すことができる。しかしレベルアップ後に宿屋から出てしまうと、リセットしても戻らないので注意すること。

   マハマン唱えてわざと全滅

[初回版, 修正版]
ディンギルではマハマンを唱えたりドレインを受けた後に、マロールやロクトフェイトで逃げてもレベルが下がると同時に経験値もしっかり減少する。つまり従来の方法では能力値アップやHPアップはできないのだが、マハマンを唱えた後にわざとパーティを全滅させると、レベルこそ下がるものの経験値は減らないのである。更に全員麻痺or石化で全滅すれば死亡回数が付くこともなく同様の効果が得られる。対象のキャラにマハマンを覚えさせ、1人で練武場で実行させれば、死体回収の手間も省けるので効率的である。
ただし全滅すると持っているアイテムが無くなる可能性があるので、アイテムは酒場の誰かに預けておくと良い。


ディンギル 性格・年齢操作


   HPカンストで宿屋に泊まる

[初回版, 修正版]
最大HPが上限の32767に達したキャラで、尚かつHPがフルの状態で宿屋の有料部屋に泊まる。すると一泊目は次のレベルに必要な経験値が表示されるが、二泊目以降は逆にHPが減少していき、次の誕生日になるまで自動では目を醒まさない。このHPが減少するペースは部屋によって異なり、1週間につき簡易寝台で-1、エコノミーで-3、スイートで-7、ロイヤルスイートで-10となっている。ちなみに宿泊中に×ボタンを押せば誕生日が来る前に目覚めることはできる。
なお、この現象は加齢の手間がかからないので、ボタンを連打しているだけで簡単に年齢をループさせて0歳キャラを作ることができる。
気をつける事が1つ。このまま冒険に出るとそのキャラは一歩歩いただけで死んでしまう。これは一泊目に起こるHP変化が原因と思われるが(簡易寝台で+1、エコノミーで-1、スイートで-5、ロイヤルスイートで-8)、冒険前にマディを唱えておけば死ぬことはない。
余談だが経験値が緑色表示になり、尚かつ2レベル以上アップできるキャラは、一泊目は普通にレベルアップするが、二泊目以降はレベルアップせずに自動加齢モードに突入する。

   キャラの性格を変える

[初回版, 修正版]
サイオニクス呪文の「イハロン」を、全特性値がレベルアップの上限に達しているキャラに使う。すると他の性格に任意に変更することが可能だ。中立になる、または中立から他の性格になるにはこの方法しかない。しかもディンギルでは友好的な敵が現れやすいポイントが特にないので、「イハロン」を使った方が手っ取り早い。

   年齢ループ

[初回版, 修正版]
年齢の上限は255歳で、更に歳を取らせると0歳になる。この状態ではレベルアップの歳に能力値が下がることはほとんどない。

   アイテムによる若返り

[初回版, 修正版]
ディンギルには若返りの石やアンクが存在しないため、低年齢を維持するのがこれまでよりも難しくなっている。SPに若返り効果のあるアイテムは、三光剣・死の大斧・死霊の弓・ゆがんだ盾・ドクロの指輪の5種類。
ドクロの指輪は全てのキャラが使えるが、信仰心−1のペナルティがある。
特筆すべきは三光剣で、これは忍者しか使えないが、壊れる確率が50%なので、ソフトウェアリセットを併用すれば事実上何度でも使うことができる。

   宿屋の法則

[初回版, 修正版]
ディンギルではたとえHPフルでも、部屋ごとに定められた時間がきっちり経過してしまう。レベルアップだけが目的なら、馬小屋に宿泊して年齢UPを1日分に押さえるようにしよう。(他の外伝シリーズではHPフルなら、馬小屋=1/7の確率で1週間、簡易寝台以上なら一切年を取らなかった。)


ディンギル 蘇生と脱出


   死者をタダで生き返らせる

[初回版, 修正版]
神殿地下にいるクレオに回復を依頼して(ベルガモットの時は次に期待しよう。階段で行き来すれば復活する)、死者か灰のキャラを指定するとカドルトを唱えて復活させてくれる。その蘇生率はかなり高く、失敗するところを見たことがない。しかもタダである。
なおNPCに回復を依頼するという項目を出すには、死者をつくるか、ビショップを恐怖状態にするとできるようだ。HPボロボロにしてもなかなかお願いしてくれない。

   リセット技

[初回版, 修正版]
このシナリオはLR全てとSELECT+STARTでソフトウェアリセットすることができる。戦闘中にリセットして「Continue」するとその戦闘で起きた出来事はすべてキャンセルされている。つまり死もドレインも怖くないワケ。またキャンプ中にリセットするとキャンプ前の状態に戻ることができる。
城での行動は画面が「ガイネス城塞都市」に戻った時に保存される為、各店舗内・謁見・訓練場・町外れでのあらゆる行動はリセットによって以前の状態に戻せる。これを利用すればレベルアップ時に気に入らなかった場合や、間違ってアイテムを売った場合、寺院で灰・ロストした場合も全て元に戻すことができる。また各施設間をL1〜R2でショートカットして行った行動も同様に元に戻る。
城での自動セーブの例外としてカードバトルがある。ここではカードの交換やパーティの解散をしただけでも保存されてしまう。なおカード関係の余談だが、練武場でカードを入手する際に正解のスイッチを押して宝箱の前でセーブしておいても、例えば入手カードを変更したい等の理由でリセットすると、宝箱はロックされ正解のスイッチの場所も変更され敵も復活してしまう。
なお、本体のリセットボタン(ハードウェアリセット)は意味合いが異なり、ロード前のデータに戻ってしまうので注意すること。

   一方通行の扉

[初回版, 修正版]
ディンギルではその場で一歩も歩かずにぐるぐる回っていても敵が現れないので、一方通行の扉を戻れるこれまでの裏技は使えない。ただ、一方通行を通ってしまったらソフトウェアリセットすることで直前にキャンプや戦闘を行った場所と状態に戻ることができる。


ディンギル NPC関連


   回復の見立て間違い

[初回版, 修正版]
NPCのセファラに死者への回復を依頼すると見立て間違いをするのか「麻痺ですね」とディアルコをかけたり、回復呪文のディアルをかけてくれる。もちろん無意味。

セファラの生ログ

(私たちは回復を依頼した。)
セファラ
「君たちの中に怪我をしている方が
 いるようですね。
 いいですよ、どなたを回復しますか?

(指定する←通常はこう)
 はい、はい。
 [(回復魔法)]
 これでいいですね。

(指定した人がMAXの場合)
 その人の体に異常はなさそうですけど?

(指定した人が死者の場合)
 麻痺ですね。
 わかりました。
 [ディアルコ]
   or
 はい、はい。
 [(回復魔法)]
 これでいいですね。

(魔力がない場合)
「わたし、もう魔法残ってないんです。
 すいません。

(キャンセルした場合)
 そうですか。では、わたしはこれで・・・。

   毒治療の後遺症

[初回版, 修正版]
宝箱で毒状態になり、NPCにマディをかけてもらって毒を回復すると(クリオ、ベルガモット、ロゼアで確認)、表示上は正常だが、戦闘に入ると着実にHPが減っていく。一度この状態になるとパーティがマディをかけても効果はなく、城に戻ってようやく正常になる。
ちなみにNPCにラツモフィスで治療して貰った場合は大丈夫のようだ。


ディンギル 戦闘関連


   倍打効果の重複

[初回版, 修正版]
装備品に付属する倍打、隠れてからの奇襲、敵ステータス異常での打撃、これらが決まると通常より高いダメージを与えられるが、全てを組み合わせることはできない。装備品の倍打がきっかり2倍でダメージ値が偶数になるのと違い、奇襲とステータス異常は約1〜2倍と幅がありダメージ値が奇数の場合も多々ある。またステータス異常+奇襲が決まってもダメージは約1〜2倍に留まり、2つの効果は累積しないようである。推測だが、総ダメージ値=素ダメージ値×(奇襲orステータス異常)×装備品の倍打、となっていると思われる。なお、敵ステータス異常の条件は睡眠だけでなく、毒・麻痺・石化・混乱・気絶の状態でも高ダメージが発動するが、恐怖(モーリス)や沈黙(モンティノ)では発動しない。

   ステータス変化の重複

[初回版, 修正版]
睡眠・麻痺・石化・気絶している状態で更に同じ特殊攻撃を受けると「眠った」「麻痺した」「石化した」「気絶した」とメッセージが再表示されるが、これが毒・混乱だと、同じ効果を受けても受けた旨のメッセージが表示されない。
これはモンスターも同様で、こちらが与えた特殊攻撃が重複した場合のメッセージは同じ状況である。ただし打撃ではなく呪文による状態変化は状況が異なり、恐怖(モーリス)・沈黙(モンティノ)はメッセージが再表示されるが、睡眠・麻痺・石化・混乱は与えた旨のメッセージが再表示されない。これが分かっていれば敵の状態を把握するのに役立つかもしれない。
睡眠 麻痺 石化 混乱 気絶 恐怖 沈黙
敵からの打撃 × ×
敵への打撃 × ×
敵への呪文 × × × ×
○…メッセージがそのつど表示される
×…メッセージは最初に掛かった時だけ
−…該当する攻撃方法がない

   敵の攻撃回数を減らす

[初回版, 修正版]
マハマンの「呪文の効果を上げる」は敵全ての呪文無効化率を0%にするだけではなく、敵全ての攻撃回数を大幅に減らす効果がある。この効果は絶大で、例えば通常10回近い攻撃を繰り出すダイアモンドナイトやドレイクが、1,2回しか繰り出してこず、しかも空振りする事も多い。(AC+10の裸の状態でも4〜6回が関の山。)

   ACが下がったまま?

[初回版, 修正版]
戦闘中にパーティのACを下げる呪文を唱え、その戦闘が終わらないうちにソフトウェアリセットする。そしてコンティニューすると戦闘中に下がったACのままで冒険できる。・・・と思いきや、戦闘に入ると元のACに戻ってしまう。


ディンギル 迷宮関連


   歩き回らずにHP回復

[初回版]
ヒーリング+アイテムを持って歩くとHPが回復するが、その場でぐるぐる回っているだけでは回復しない。しかし、扉をくぐったときだけはその場で回転していると回復する。しかも敵は動かないので歩き回るよりも安全である。
※修正版では不可能。


カードバトル関連


   カードバトルでバグる

[初回版]
酒場でのカードバトル中に「ニューブロブ」のカードを使用するとロードエラーと出てフリーズしてしまうことがある。カードバトルではこのカードは使わないようにしよう。
※修正版では大丈夫。

   カードバトルでのリセット

[初回版, 修正版]
カードの編成や交換などの情報はソフトウェアリセットしても直らず、交換を間違えてしまった場合はデータロードをしない限り直らない。但しカードバトル時の行動は記録されていないので気に入らなければカードバトル自体をやり直すことができる。また、「YOU LOSE」と表示されても表示中であればソフトウェアリセットで前の状態に戻れる。バトル中のソフトウェアリセット時に各種設定変更の画面がたまに出て、効果音などの設定が全て初期化されてしまうが、ここで変更されたものはしっかり変更されたままになるので要注意。

   カードバトルでの設定変更

[初回版, 修正版]
カードバトルフィールド上でSELECTボタンを押すと設定変更画面が出せる。この画面は街外れやキャンプのものとは画面構成が若干異なっている。また、カードバトルでの設定変更は本編ゲームにも適用されるが、逆は適用されない。カードバトルで初めて設定変更画面を出すと初期設定が表示されるので、そのまま閉じるとゲーム本編にも初期設定が適用されてしまうので注意すること。

   カード交換の早送り

[初回版, 修正版]
カード交換時、「次のカード」「前のカード」のどちらかに合わせたまま○ボタンを2回素早く押すと、カードのめくりを早める事ができる。一方十字キーの左右で「次のカード」「前のカード」と同じ機能が使えるが、こちらは早送りはできない。

   ズームイン・ズームアウト

[初回版, 修正版]
カードバトルフィールド上では、L2ボタンでズームイン、R2ボタンでズームアウトできる。

   カードバトルの豆知識

[初回版, 修正版]
・バトル後のEXPはリーダーのみ倍貰える。死んだ魔物カードは半分しか貰えない。死者はそれぞれ半分のEXP

・バトル中にいくら敵を倒しても終了後のEXPは変化しないので敵リーダーを最優先で倒す。

・EXPは1パーティー内に魔物のカードが何枚あろうが常に一定値貰える。よってSサイズカードでなるべく多くのユニットを1パーティに参加させておけば、1バトルでより多くのユニットを同時に成長させられる。

・自軍リーダーは必ず手前中央部に居るが、敵リーダーは必ず自軍リーダーの対角線上に居る。それ以外のユニットは全てランダム配置。

・各ユニットは隠しパラメータとして「移動距離」と「素早さ」がある。このうち素早さが高いと、一定時間内に行動順序が多く回ってくる。また、同一ターン内で何回攻撃できるかも「素早さ」が関係している。

・アンデット系と飛行系は「移動距離」が長いので、敵の場合は注意する。

・デュラハンは「移動距離」が最も長く、1回の行動で画面の端から端まで届くので、敵の場合は注意する。

・ワイト、マイルフィックはアンデットで魔法攻撃系なので「移動距離」と攻撃範囲のお陰でスタート地点から端に居る敵まで攻撃が可能。敵の場合は注意する。

・上記3体は味方としては「素早さ」が低く敵に先制されやすいのであまり有効なユニットではない。

・「素早さ」を推し量るにはバトル中画面上部に表示されているカードの下にある赤いゲージの消費量・回復量を注意して見ていれば、ユニット毎の能力が大体推し量れる。

・「たいき」を選択するとあまりゲージを消費せずに次のターンに移行できるので、カウンター戦法に向いている。

・カードバトルのフィールドは狭い上に必ず自軍から攻撃なので、何も考えずに突っ込むと必ずダメージを受けてしまう。それより1ターン目は何もせずにカウンターした方がノーダメージでバトルを終了させられる。

・カードのランク的には、最強はマイルフィク・ヒムズ・ダイヤモンドナイトで、次点がヴァンパイアロード・デーモンロード・ドラゴネアである。しかし一番使い勝手が良いのはアークニンジャである。

・アークニンジャは行動後に再度ターンが回ってくる速さが桁違いで敵の1回行動中に2回行動できる。さらに移動距離も長い。極めつけは攻撃回数で、行動ゲージが2/3残った状態で戦闘を仕掛けた場合は、ほぼ2回攻撃できる。

・ビューティやイシュキック、マーフィーズゴースト等も2回攻撃できるが移動距離や行動回復までの時間がアークニンジャ程早くない。

・但しアークニンジャも入手直後は弱いので、オプションカードを装備させて成長させないと使えない。

・Sランクは変化のカード無しでは殆ど勝てないので、変化のカードを入手するまで我慢する。(相手が強力な変化のカードで強化してくる為)

・カードを成長させる場合は、必ず変化のカードを装備させたまま成長させる事。また同属性カードを装備させる事で最低ランクのキャラをありえないほど成長させることも可能。また、ユニットの成長度合いはある程度ランダムである。

・変化のカードは武器のカード3枚とか防具のカード3枚とか同属性の物を3つ装備させる方が効率が良い。できれば全能力カードや物理のカード等1枚で複数効果があるものを3枚装備したい。成長率も高まる。また、これらのカードを練B5で12枚(Mサイズ魔物カード4枚分)入手するまではカードバトルはしない方が良い。

・最低でも練武場B4「太陽の石版に黒い石を嵌める」に行けるようになるまで手を出さない方が無難(Eランクでちまちまやっても時間の無駄になる)。できればエリザベスやヘルマスター、ケルなどのランクの高いカードを入手したい。

・バトル内でダメージを受けるとカードへの蓄積ダメージが大きくなるが、HPドレイン(吸血)でHPを全回復してバトルを終了した場合、たとえそのバトル内でダメージを受けていてもノーダメージで戦闘終了したとみなされ、カード自体へのダメージを抑えられる。

・バトル終了後はカード自体にダメージが蓄積するが、リーダーはノーダメージで戦闘終了しても通常よりもカードへのダメージが大きい。(約1.5倍)

・「悪化」状態のユニットがノーダメージでバトル終了後「悪化」になった場合、そのままノーダメージで通常ユニット(リーダー以外)としてバトルを続けられれば4回はバトルに耐えられる。

・結局序盤でSランクに勝利しても、そこまで育て上げる苦労に見合うほどのアイテムは得られない。さらに変化のカード無しではSランクで常勝できないので、結局シナリオを進める方が早く良いアイテムを得られる。


ディンギル 豆知識


   モンスターグラフィック

[初回版, 修正版]
ディンギルでは倒した敵が酒場のモンスター図鑑に記録されていき、グラフィックとコメントを見ることができる。なお、巨大サイズのモンスターは実際に戦うのとは別のグラフィックが用意されている。ちなみに倒すのは不確定の状態でもOKで、更に敵を全滅させる必要もなく、こちらが途中で逃げてもその戦闘で倒した敵は記録される。
ちなみに登録される順番は各系統のモンスターNo.に準じているが、練武場で倒した敵は一番下に回されてしまう。同じ敵を通常迷宮で倒すと上の方に登録し直されるが、初回版には通常迷宮に登場する一部の敵(ピンクマッシュルーム、ヒカロ、ジャイアントアント、ジャイアントモスキート、ドゥームビートル、ストーンスパイダー、ドラゴンフライ)が登録されないバグがあり、これらは練武場で倒すと登録されるが、順番は下になってしまう。ただし、倒したという情報は記録されているらしく、初回版の通常迷宮でこれらを倒して記録し、修正版でこのデータをロードすると、ちゃんと上に登録されている。

   お金を集めるのバグ

[初回版, 修正版]
酒場でお金を集める際に「誰に集めますか?」と表示された状態でソフトウェアリセットしてコンティニューすると、酒場で仲間に入れる際に所持金を表示した状態で仲間に入れられる。この状態になってしまうと城内ではHP表示がなされない。フィールドに行くと直ったように見えるが、例え戦闘しても酒場に戻ると所持金表示に戻ってしまう。ただし解決方法は簡単で、もう一度「お金を山分けする」か「お金を集める」をすればよい。なお、酒場・宿屋・寺院・商店の4施設では△ボタンで「お金を集める」□ボタンで「お金を山分けする」ができるが、このショートカットでも同様の現象が起こり、同様に解決することができる。

   宝箱が勝手に開く

[初回版]
警報の罠に引っかかり、新たな敵との戦闘中にソフトリセットする。そしてコンティニューで冒険を再開し、その後普通に戦闘する。するとその戦闘後に出る宝箱は勝手に開き、中身も自動的に入手できる。初回版のみの現象。

   ステータスを見ながら仲間に加える

[初回版, 修正版]
ギルガメッシュの酒場で「パーティを組む」ときに△ボタンを押すと、ACやお金、能力値を見ながら仲間に加えることができる。

   デモ画面をすぐに見る

[初回版, 修正版]
タイトル画面でSELECTボタンを押すとすぐにオープニングムービーを見ることができる。

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