[国産PC版#7, PS版#7]
このシナリオでは転職しても年を取ることがないので、低レベルの間で何度も転職を繰り返して、スキルや魔法を覚えさせるといった荒技が可能である。
特にシーフとバードではその職業を満たす条件がほとんど同じなので、比較的楽に転職を繰り返すことができる。
(ちなみにフェアリーなら、レベルアップせずにその場で転職を繰り返せてしまう。これは、クラスチェンジ後の能力値が、その職業の必須値とその種族の基本値のうち、高いほうになるから。)
そこで適当な稼ぎ場を利用してレベルアップを計り、5〜6レベルで転職するようにすると、効率よくスキルポイントを稼ぐことができる。
ただしWINDOWS版である「GOLD」では、スキルがすべて100になると次のレベルアップ時にスキルがどこにも振り分けられず、そこからゲームが進められなくなるので、
修正パッチ[WGUP.EXE】を当てる必要がある。
ちなみに、フェアリーとフェルパーはSTR、PIE、VITが低いので、いったん下級職に就くとなかなか上級職にすることができない。そこで例えば、バルキリー→ロード→忍者→サイオニック→忍者→サムライ→忍者→バルキリー、といったように上級職の間で転職を繰り返すようにすると、高いSTRとVITを維持できる。忍者はINTとPIEがそれぞれ10でよく、STRとVITは他の上級職からそのまま移行できるので、うまく中継に使える職業である。
ところでモンクになるのは考え物。モンクはVITが転職条件に当てはまらないので、レベルアップでVITが上がらないと、他の上級職への転職が難しくなってしまう。
なお、これで身に付かないスキルは「演奏」だけなので、最初はバードでスタートするのが望ましいかもしれない。
なおドラコンは、レンジャー→忍者と経由すると他の上級職に食い込みやすい。逆に、リザードマンは、PIEとINTの両方が低いので、上級職を維持するのは困難である。
最後に余談だが、新しく覚えたスキルには最低1ポイントでも割り振っておくこと。なぜなら、例えばサムライからファイターに転職するとして、キリジュツが0ポイントだと、ファイターになったとたん、せっかくのキリジュツスキルが無くなってしまうからだ。